合コンでオーダーを決めるとき、目当ての異性と一緒に決めるのが鉄則です。
メニューを一緒にのぞき込むことで、相手に自然と近づけます。
オーダーを一緒に決めることで、会話の糸口もつかめるのです。
「おいしそうだね。どれを食べようか。飲み物は何がいい?」
そう尋ねたとき、残念な返事が返ってくることがあります。
「どれでもいいよ」
「別に何でもいいよ」
「適当でいいよ」
こういう返事は、困ります。
どれでもいいよと答えた人は、選択肢が広いほうが相手の負担にならないと考えているのでしょう。
しかし「何でもいい」と言われた側は、どう感じるでしょうか。
選択肢があまりに広すぎるのも困ります。
何でもいいとはいえ、やはり気を使います。
選ぶ負担も増えます。
なにより、あまり乗り気がないように感じますね。
「選ぶのが面倒」
「食欲がない」
「元気がない」
消極的なニュアンスが感じられると、こちらまで元気がなくなります。
どれでもいいよと答えた人に限って、適当に決めると「こういうの苦手」と、わがままを言うのです。
それなら最初からきちんと選んでくれ、と思います。
オーダーを決めるときは、はっきり自分の希望を言うことが大切です。
希望がなくても、希望を言うのです。
「これが食べたい。これが飲みたい」
希望をきちんと言える人は、相手の性格や内面が見えて、接しやすくなるのです。