人間関係では、同じような人同士が仲良くなりやすい法則があります。
似た者同士は、話も合い、仲良くなりやすいものです。
世代や価値観などの共通点があると、自然体で接しやすくなるため、話も盛り上がります。
しかし、合コンを重ねているにもかかわらず、なかなか縁に恵まれない場合があります。
原因の1つとして、幹事の人選びにあるのかもしれないのです。
幹事が合コンメンバーを集めるとき、とにかく都合のつく人を適当に集めるのは、得策とは言えません。
人が集まり、合コンが開催できても、価値観の異なる人同士のため、盛り上がりにくくなるからです。
たとえば、学生たちの合コンに、社会人が1人紛れ込むと、宙に浮きやすくなります。
世代も異なり、話題も違うので、お互いが接し方に苦しみます。
音楽を趣味とする人たちの合コンに、無趣味の人が入ると、やはり話が合いにくくなります。
趣味が異なっているので、話が噛み合わない傾向があるのです。
もちろん人にもよりますが、自然に溶け込みにくいのが現実です。
世代や価値観などがまったく異なる人同士は、出会うことはできても、意気投合しにくいのです。
合コンでは、都合がつく人さえ集めればいいわけではありません。
参加者の世代や価値観など考えて集められるのが、できる幹事です。
できるだけ、メンバー同士の世代や価値観が近い人を集めるようにしましょう。
学生が合コンをするなら、同じ学校のクラスメート、先輩、後輩などがいいでしょう。
社会人が合コンをするなら、同じ会社の同僚、先輩、後輩などがいいでしょう。
趣味や性格なども考慮して、できるだけ似た者が集まる状況を作ります。
似た者同士なら、話も合いやすくなり、盛り上がりやすくもなります。
いい人に巡り合いやすくなるのです。