合コンの場で仲良くなった相手とは、連絡先を交換し合うことがあります。
さっそく電話番号やメールアドレスを伝えようとするとき、よくありがちな失敗があります。
連絡先を伝えようと、紙が必要になったときです。
「しまった。書く紙がない!」
そんなとき、目に飛び込んでくるのが、紙ナプキンです。
場所にもよりますが、レストランなどでは、テーブルに紙ナプキンが用意されているものです。
「ちょうどいい。これに書いてしまおう!」
とっさに目に飛び込んできたので、紙ナプキンをメモ用紙の代わりにして、名前や連絡先を書いてしまおうとするのです。
これは、よくありがちなタブーです。
手元にあり、視界に入っているため、手を差し出しやすい。
しかし、想像してみましょう。
紙ナプキンに書かれた、名前や連絡先。
どことなく、軽く考えているような印象がありませんか。
紙ナプキンは、汚れを拭き取るために使うものです。
それに自分の連絡先を書いたり、相手の連絡先を書いたりするのは、失礼なことです。
印象がいいとは言えませんね。
「連絡をくださいね」と言って渡しても、おそらく連絡をくれないことでしょう。
翌日になり、あらためて紙ナプキンに書かれた相手の名前や連絡先などを見ると、軽く見えてしまう。
連絡をためらうのです。
もし、電話番号やメールアドレスを伝えるため、紙ナプキンを使いそうになれば、直接口頭で伝えたほうがまだ印象がよくなります。
伝えにくいかもしれませんが、紙ナプキンで印象を悪くするよりは、まだ救いがあるのです。