「きちんと背中を洗っているのに、背中のにきびができる」
その原因は、洗い方より、習慣なのかもしれません。
身につけている衣服です。
衣服の使い回しが習慣になっていませんか。
たとえば、次のような習慣に心当たりのある人は要注意です。
まったく汚れていないように見えても、衣服は一度身につければ汗や皮脂がつき、雑菌の繁殖が始まります。
寝ている間に、500ミリリットルの汗をかくといわれます。
つまり、一晩パジャマを着て寝ると、500ミリリットル分の汗が染み込んでいるわけです。
これはかなりの量です。
肉眼で見える汚れだけでは、着替えの基準になりません。
いくらお風呂で清潔に洗えたとしても、使い回しの衣服から背中へと雑菌が移り、背中のにきびの原因になるのです。
本人にとって、衣服の使い回しが当たり前の習慣になっていると、この状態になかなか気づけません。
当たり前のことですが、いま一度、確認してみましょう。
私服は、毎日、着替えるものです。
パジャマも、毎日、着替えるものです。
一度きた服は、きちんと洗濯することが大切です。
洗濯物の量が増えてしまいがちですが、本来はこれが普通です。
「洗濯が面倒」「着替えるのが手間」と思っているうちは、背中のにきびは治りません。
背中のにきびを治したければ、背中の洗い方だけでなく、身につける衣類も清潔に保つことが大切なのです。