彫りを深く見せるためには、立体感が大切です。
彫りを深く見せるには、2種類のテクニックがあります。
光を与える「ハイライト」と、影を与える「シェーディング」です。
いきなり顔を暗くすると不自然になりやすいため、先にハイライトを加え、その後シェーディングを加える手順が一般的です。
光と影の調整は難しいですが、次に紹介する段階を経ていけば、様子を見ながら仕上げていけます。
そのため、大きな失敗を防げます。
では、まずハイライトです。
ハイライトは優先度の高い順から、次の3カ所を順に加えていきましょう。
この3点に明るいハイライトを入れることで、浮き出ているように見えてきます。
明るめのファンデーションやフェイスパウダーなどを使い、明るい肌に見せましょう。
1つずつ加えて、自分がちょうどいいと思うまで、優先度の順に沿って、段階的に明るくします。
3つのハイライトをしても、まだ立体感が物足りないときは、シェーディングによって影を加えます。
影を加える順番は、優先度の高い順から次のとおりです。
こうして段階的に光と影を与えることで、立体感の様子を確認しながら、彫りを深く見せていけます。