男性と話をしていると、薄化粧やナチュラルメイクの女性を好む話を、よく耳にします。
「厚化粧は苦手だ」
「薄化粧がいい」
「ナチュラルメイクがちょうどいい」
男性は薄いメイクが好きだとわかれば、薄化粧を心がける女性も多いことでしょう。
しかし、実際はどうでしょうか。
実際、男性たちの話を聞いているうちに、おかしいことに気づきました。
薄化粧が好きと主張しておきながら、厚化粧のモデルのことを「美人だ。かわいいね」と言うのです。
話が矛盾しています。
厚化粧が苦手なら、モデルに対しても肯定的な言葉が出るはずがありません。
どうやら男性の本音は、別のところにあるようです。
実のところ男性は、厚化粧が嫌いではありません。
本音があります。
男性の本音は「バランスの悪いメイクは嫌い」ということです。
バランスの取れていないメイクは、すればするほど、欠点が目立ちます。
しかし、バランスさえ取れていれば、厚化粧でも、好印象です。
「欠点が目立ちやすい厚化粧をするくらいなら、目立ちにくい薄化粧のほうがいいよ」
これがそういうメッセージを遠回しに訴えているのです。
厚化粧が悪とは限りません。
大切なのは、バランスの取れたメイクです。
各パーツのバランスさえ取れていれば、厚化粧でも、男たちの視線を集められます。
モデルたちは、プロのメイクアップアーティストによって、バランスの取れたメイクがされています。
厚化粧であるにもかかわらず「美人だ。かわいい」と絶賛されるのです。