人は疲れているときは、ネガティブ思考になりがちです。
疲れると、今の幸せを忘れ、不足や不満に注意が向くようになります。
「自分の人生は不幸だ。行き詰まっている。もうどうしようもない」
何もかも悲観的に考えてしまい、嫌になります。
ちょっとしたことでも、いらいらしやすくなる。
メールを見るのも送るのも面倒になり、恋人のことを考える余裕もなくなる。
「何もしたくない」という考えが恋人まで波及して、遠距離恋愛も嫌になる。
衝動的に「もう嫌だ。別れたい」と思ってしまうのです。
しかし、実際は別れたいのではなく、単なる疲れの悪影響です。
「疲れているときはそういうもの」と理解しておくことです。
疲れたときの傾向がわかっていれば、実際に疲れてネガティブ思考に陥っても、自分をコントロールしやすくなります。
人間ですから、ネガティブになることもあります。
疲れた日の夜は、早めに寝ましょう。
お風呂から上がれば、余計なことをせず、すぐ寝るようにします。
朝になれば、きっと考えが前向きに変わっているはずです。
「なぜ別れたいなんて考えてしまったのだろうか」と自分でも不思議に思うでしょう。
本当は別れたいのではありません。
少し疲れているだけなのです。